NZウール拡販に本腰
 

「アニュアル」に注目

三井物産アイ・ファッ ションは、ニュージーランドウールの拡販に本腰を入れる。自社ブランド「アニュアル」を立ち上げ、ニュージーランドウール製のセーターをアパレルに卸売りする。婦人服などに使える素材としても提案し、用途を開拓する。11月28日まで東京都港区で開催した19秋冬総合展示会で、アニュアルのセーターを初披露した。

同社は、高品質でありながら適正価格を保ち、トレーサビリティー(追跡可能性)も持つニュージーランドウールを、今後の商品展開の象徴に位置付ける。商社が自社ブランドを持つインパクトは、アパレルへのアピールにつながるだけでなく、社内の意識喚起を促す効果もある。セレクトショップなどからの注目度が高く、ダブルネームでの販売の引き合いもあったと言う。

展示会では、リサイクル素材も打ち出した。「サーモフィル」は、リサイクルポリエステル100%の中空糸を使用した羽毛状中わた。糸に隙間を持たせたため、軽量で保温性が高い。サーモフィルには、国内で回収されたリサイクル羽毛70%に、リサイクルポリエステル30%を加えた「ハイブリッドダウン」もラインアップした。

エコ素材はほかにも、紙糸から作られた天然のフィラメントファイバー「ワクロスデニム」などを出品。2種類のストレッチ繊維を使った「ストレッチデニム」と併せ、新しいデニムとして打ち出した。

 

2018年12月3日(月) 繊維ニュース3面

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