MIF20春夏ニット
 

価格訴求ゾーンも提案

ブランドの価値向上を

三井物産アイ・ファッションは21日まで、東京本社(港区)で「20春夏ニットウエア展」を開き、ベトナム・ハノイで生産する価格訴求ニットを提案、中高級ゾーン以外にもニットの商圏を広げる。紙糸の「ワクロス・ハイブリッド」、ニュージーランドウールの「アニュアル」など自社ブランドの価値も高めて展開していく。

同社のベトナム南部でのニット生産は中高級ゾーンで定評があるが、新たにハノイの協力工場で編み立てる生産スキームを構築し、低価格ゾーンも取り込む。展示会では小ロット、グレード感、関税ゼロといった点も訴求した。中国で調達したアクリル、レーヨン、ポリエステル、綿、麻などの糸をハノイに送り、製品化する仕組み。

OEM/ODMは素材軸の提案が盛んだが、独自性も欠かせない。同社が早くから展開するワクロス・ハイブリッドは「実績を積み重ね、市場での知名度が確立されてきた」と言う。ニットでは機能性のあるポリエステルや綿と撚糸することで、消臭性を持たせる。

ニュージーランドウールを中国で紡績し、糸をストックする「アニュアル」も自社ブランド。18秋冬から展開するが、「製品まで扱い、流通の川下に浸透させる。今後は電子商取引(EC)で消費者に直接訴求」することで、ブランド価値を上げる。

ギリシャコットンのニットは、これまでの甘撚りタイプを提案していたが、今回弱強撚にして打ち出した。エコ関係では「ビスコース系はレンチング エコヴェロに切り替えている。エコは既に標準装備」の品ぞろえとなっている。

2019年6月21日(金) 繊維ニュース3面

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