高級フェイクファー「ティサベル」 世界で独占販売
 

三井物産アイ・ファッション(MIF)は20年秋冬から、フランス発の高級フェイクファー「ティサベル」の独占販売を世界で始める。「動物愛護の観点で必要な素材」とし、高密度織物「パーテックス」で培ったグローバルなマーケティングや販売のノウハウを生かして販路開拓に乗り出す。

ティサベルは、カネカの難燃性アクリル系繊維「カネカロン」が主原料。原料の選定から、染色、プリント、ニッティングほか加工技術を駆使し、「きわめてリアルに近い外観と質感」(MIF)に仕上げた。最近では、ペットボトルのリサイクルポリエステルを使った環境配慮型商材の開発も強めている。主力工場は中国。

ティサベルを担当するのは、パーテックスなど原料や素材を扱い、グローバルなマーケティング・販売活動をしている関西支社の営業統括第二本部機能資材事業部。欧州の高級ブランドにも販売実績がある。一方で「フェイクファーメーカーにも原料を販売している」立場で、物作りのノウハウもある。このため、市場ニーズに対応した素材の開発にも柔軟に応える。

現在、仏、伊、英、独の4カ国で代理店を通じた販売網を構築中で、ラグジュアリーブランドにもアプローチを始めた。欧米などの素材見本市への出展も検討中。「今後、ますます増大する〝エコファー〟の世界需要を取り込む」としている。

フランス発祥の高級フェイクファー
原料の選定や加工技術を駆使してリアルに近い外観と質感を表現する
多彩なデザインバリエーションを揃える
 2019年10月17日(木) 繊研新聞1面

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