横編みODMを強化
 

独自素材を使い、中国、ベトナムで作って差別化

三井物産アイ・ファッションは横編みのODM(相手先ブランドによる設計・生産)を強化している。このほど開いた展示会では独自素材を使い、中国とベトナムの生産背景を活用して値頃感を訴求した提案が顧客からの関心を集めている。

同社の横編みODMは百貨店アパレルやセレクトショップのPBといったアッパーからミドルゾーン向けが主力。欧州のインポート糸や、紙糸を使った「和くろす・ハイブリッド」などの自社開発素材で差別化した提案を強みにしている。一方、この間は価格訴求も重視するSC系ブランドにも提案を広げてきた。その一環で、中国とともにベトナムの生産背景を拡充している。

ハノイでは3~7 ゲージ 、ホーチミンでは12~14 ゲージ をそれぞれ得意とするニッターと組み、安定品質を確立した中国製の糸などを持ち込んで製品化する。また、大阪の原料部隊と連携を強め、吸放湿・抗菌消臭の機能原料をイタリアに持ち込みピマ綿と紡績した糸をベトナムで編み立てる付加価値品も提案する。

ノンミュールジングで白度が高く滑らかな「ニュージーランド・プレミアム・ウール」を使った高品位の製品ブランド「アニュアル」も、ベトナムの生産背景を活用した企画提案を検討している。

2019年7月3日(水) 繊研新聞4面

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