横編みに特化した展示会
 

「和くろす・ハイブリッド」など開発素材を使った企画を中心に展示する

三井物産アイ・ファッションは19~21日、横編みに特化したODM(相手先ブランドによる設計・生産)展示会を東京・北青山の本社で開く。紙糸を使った「和くろす・ハイブリッド」などの自社開発素材を軸に製品を企画した。百貨店アパレルやセレクトショップのPBなどアッパーからミドルゾーンを対象にした提案に加え、ベトナムの生産背景を活用した価格訴求も強める。同展は、これまで大手アパレルメーカーやセレクトショップといった販路別に分かれていたニットの担当者を集約し、昨春に発足したニット室として初めて開く展示会。企画を「顧客軸から商品軸にシフト」し、独自性を際立たせる。展示する製品点数は約200。

重点素材は和くろす・ハイブリッドや、ノンミュールジングで白度が高く滑らかな「ニュージーランド・プレミアム・ウール」、超長綿のギリシャコットンで、いずれも強撚糸によるドライなタッチが特徴。ニュージーランド・プレミアム・ウールは製品ブランド「アニュアル」のTシャツやポロシャツなども展示する。

この間、中国のほかベトナムの生産背景も拡充してきた結果、SC系ブランドにも販売先が広がってきた。そのため、ボリュームゾーンの開拓にも一層力を入れる。展示会では安定品質を確立した中国製の糸をベトナムに持ち込んで製品化する仕組みを提案する。ベトナム生産は大ロットの工場が多い中、同社の取組先は年産数十万枚の規模で、ミニマムロットは500枚から対応可能という。

2019年6月14日(金) 繊研新聞4面

お問い合わせ
お問い合わせは、
各部門の担当者から回答いたします。

お問い合わせフォームはこちら >