ベトナムを最重要拠点として開発
 

三井物産アイ・ファッション(MIF)は三井物産のベトナム法人に担当者を置いて現地素材の開発に取り組んでいる。定番品の供給制を確立し、差別化品と縫製品種の拡大を進める。

差別化品ではスポーツ分野向けで、綿と機能糸を複合した織物が18秋冬衣料から縫製一貫でスタート。機能を持った商材として提案に力を入れる。

台湾系メーカーと協業してベトナムで製織、加工した透湿防水機能素材「パーテックス」を欧州向けに生地販売する取り組みも始めた。

一般衣料用途でも韓国系メーカーと取り組んだ綿複合の2方向ストレッチパンツ地の提案を開始した。中国企業との開発では、細番手綿糸を調達して高密度に織るコート地が、縫製一貫で一部、18秋冬衣料での採用を見込む。

MIFにとって、ベトナムはASEAN地域の最重要拠点となっている。素材ラインアップは商品カテゴリーごとに取り組み先を絞って現地生産品種を増やしていく考え。

縫製も中国からの生産移管を受けて雑貨やインナー、セーターなど対応品種を増やす。生産拠点を南ベトナム、北ベトナム両方で広げる。技術指導者、品質管理人員も増強する方針を掲げる。MIFの担当部署である調達戦略室から工場を巡回する頻度や人員を増やす。

 

2018年3月29日(木) 繊維ニュース6面

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