希少ウールで製品ブランド
 

素材の認知拡大狙い

三井物産アイ・ファッションは19年秋冬に向け、「ニュージーランド・プレミアム・ウール」の製品ブランド「アニュアル」を立ち上げる。これまで素材のブランディングを進めてきたが、製品としての企画提案を強め「素材の認知度をより高めて製品OEM(相手先ブランドによる生産)の拡大に結び付ける」狙い。

ニュージーランド・プレミアム・ウールは、ノンミュールジングで、豪州産のウールよりも白度が高く、滑らかな質感が特徴。同社は原料商と戦略的に取り組み、「安定・安心な調達網」を確立している。これまでは、素材の希少性、特徴を際立たせた打ち出しをしてきたが、「ユーザー企業から、製品も合わせて店頭での売り方をパッケージ提案してほしい」という要望を受け、製品ブランドを始めることになった。

今回企画したオリジナルのデザインはメンズ7型、レディス8型でいずれもニットウェア。ベーシックなプルオーバーや、ケーブル編みのカーディガン、パーカなどを揃える。それらのデザインをベースに、取引先の要望に応じて素材、色の選択もできるようにする。素材は100%の紡毛糸と梳毛糸をそれぞれ出すほか、ややコストを抑えたナイロン混の糸を提案する。今後、布帛製品も企画提案を検討しており、バリエーションを増やす考えだ。

製品ブランド「アニュアル」を通じて、素材の希少性や特徴を際立たせる

 

2018年11月27日(火) 繊研新聞4面

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