ベトナム生産 ニットを低価格帯にも
 

ベトナム生産を拡大

三井物産アイ・ファッションは20春夏から、ニットのOEM/ODMを低価格帯向けにも広げる。中国産の糸を使ってベトナム・ハノイの新たな協力工場で編み立てする生産スキームを構築し、コストメリットを高めた。小ロットやリードタイム短縮のニーズにも応える。得意の中・高級ゾーンに加えて低価格帯の需要を掘り起こし、ニットの商圏拡大を狙う。

同社は中国・蘇州やベトナム南部の2ヵ所に、中・高価格帯のニットの生産拠点を持つ。

昨年、ベトナム・ハノイで3ヵ所目になる編み立て工場と提携し、低価格帯向けの生産体制を整えた。中国で調達したアクリル、レーヨン、ポリエステル、綿、麻などの糸をハノイに送り、製品化するまでのスキームを確立した。

ハノイの工場には技術者を派遣し、中・高級ゾーンで培った原料の品質管理などのノウハウを提供する。価格を抑えながら、高級な風合いのニットを製造し、OEM/ODMの差別化を図る。

19~21日に東京本社(港区)で開催する「ニット展」で、ベトナムで製造した低価格帯のニットを披露する。価格訴求力を示しながら、幅広い製品に提案する。

中・高級ゾーン向けにも、イタリアの紡績業者と協業し、吸湿・放湿や消臭機能を備えた綿レーヨンを出品。紙糸を使った「ワクロス・ハイブリッド」、ギリシャ産コットン、ウオッシャブルリネン、リサイクルポリエステルなどのサステイナブル(持続可能な)素材もそろえる。

2019年6月11日(火) 繊維ニュース3面

お問い合わせ
お問い合わせは、
各部門の担当者から回答いたします。

お問い合わせフォームはこちら >