ストレッチ主力に機能素材拡充
 

再生繊維使いも強化

三井物産アイ・ファッションは、19~20年秋冬に向けてストレッチ中心の機能素材や、環境に配慮したものの提案を強める。機能素材はキックバック性に優れたストレッチや、保温・発熱系を拡充する。環境配慮ではウールやカシミヤの落ちわたを再利用した糸や、キュプラなど再生セルロース繊維を使った生地を揃える。

同社が販売するテキスタイルコレクション「クロスアプリ」の中で需要が拡大しているのはストレッチ。元々、パンツ向けの綿混タイプが主力で、百貨店、スポーツブランド、セレクトショップのPBや量販店向けブランドまで幅広く供給している。販売実績が増えたことで、「提案できる素材のバリエーションも広がってきた」という。

この間は、PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維やポリウレタンを綿、ウールでカバリングした糸を使った生地を作り、「伸長性とキックバック性を両立」した。27日から都内で開催する展示会では、生地のストックオペレーションを提案するほか、従来品より伸びる〝ハイパーストレッチ〟や、二重織りのツーウェーストレッチなど新素材も出す。

保温素材は、軽さとともに保温性も備える中空糸を使ったシャツ地を増やす。特に先染めのチェックなど柄物を拡充する。発熱素材はレーヨン・アクリル混や、カーボンを練り込んだ糸を使って機能を発揮する。

環境配慮では、ノンミュールジングの「ニュージーランド・プレミアム・ウール」を出すほか、取り組み先の紡績工場で発生するウールやカシミヤの落ちわたを使った再生糸を提案する。キュプラやレーヨンなど再生セルロース繊維を使った生地も揃える。レディスブランドでの採用を狙い、無地はもちろん先染めのチェックやヘリンボーンなど柄物を増やす。

軽量・保温性など機能を備えた柄物の生地を充実

 

2018年11月22日(木) 繊研新聞4面

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