オリジナル素材拡充
 

 19年春夏 環境配慮型発信

三井物産アイ・ファッション(MIF)は19年春夏向けで、独自開発のバリエーションを拡充している。糸、テキスタイルで開発を強化しており、品番によってはストック対応も行う。開発の大きなテーマは「エコフレンドリー」で、環境配慮型を重点に発信する方針だ。

19年春夏で新たに投入するのは、キュプラ・ポリエステル・レーヨン混を組み合わせた素材。「環境への優しさと汎用性」を両立させたほか、「MVS」紡績を活用することで、毛羽が少ないのも特徴。混率はポリエステル50%、レーヨン35%、キュプラ15%で30番手を展開する。MIFが糸から開発し、中国でテキスタイル化する仕組みを構築した。ジャケット、シャツ、ブラウスなど多彩な製品での活用を想定しており、メンズ、レディス双方に対応する。19年春夏向け製品OEM(相手先ブランドによる生産)の基軸と位置付けており、糸でもストックする。

リサイクル素材や紙糸と合繊を複合した独自開発の「和くろす・ハイブリッド」も重点に挙げる。和くろす・ハイブリッドは従来、カジュアルタイプが主力だったが、拡販に向けて「きれいめな表情の品番を充実させた」。オリジナルのテキスタイルコレクション「クロスアプリ」では、ストレッチタイプを豊富に揃える。デビューとなった17~18年秋冬ではパンツ向けが先行したが、シャツ、ワンピース向けの開発を進めた。

無地主体から柄物、ドビー系へ表面感の幅を広げ、拡販に期待する。和くろす・ハイブリッド、クロスアプリのストレッチタイプはともにテキスタイルでの在庫を予定している。同社は昨年から素材担当者を3人増員するなど、陣容を充実させており、今後も素材開発を加速させる。19、20日にスパイラルホールで総合展を開く。テーマは「地球と体にやさしい、ものづくり。」で、19年春夏向けに開発した素材に加えて、マーケットの詳細な分析に基づいた製品サンプル1000点を展示する。

 

2018年6月13日(水) 繊研新聞4面

お問い合わせ
お問い合わせは、
各部門の担当者から回答いたします。

お問い合わせフォームはこちら >