エシカルを事業の軸に
 

素材と自社ブランドで発信

三井物産アイ・ファッションは「ステイ・エシカル」をコンセプトに掲げ、素材提案から自社ブランド展開までエシカルを前面に打ち出していく。

独自素材群「クロスアプリ」に、環境配慮につながる「グリーン」シリーズを設け、エコ素材を拡充する。ニュージーランドウールのニット製品「アニュアル」や、紙糸を使った「ワクロス・ハイブリッド」といったエシカルな自社ブランドを、電子商取引(EC)を活用して消費者に販売する。

クロスアプリのグリーンは、生分解原料、海洋廃棄物原料、回収資源原料、植物由来原料、ペットボトル由来原料、無染色着色原料の6カテゴリーに分けて提案する。カテゴリー別にラベルを作成し、各素材の原料、製法、特徴を明確に示す。

自社ブランド製品もエシカルに軸足を置いて展開する。アニュアルについては、自社ECサイトで消費者に直接販売するD2Cを9月から開始する。ワクロス・ハイブリッドも9月から靴下のEC販売を始め、2021年3月に品数を増やしてD2Cを本格化させる予定。

今秋をめどに、リサイクル事業を新規に立ち上げる計画もあり、ウールを消費者から回収して衣料品に再生する循環システムの構築を進めている。

同社は7月8日から、東京都港区北青山3の本社4階で、21秋冬以降に向けた総合展を開催する。ステイ・エシカルをテーマに設定し、クロスアプリのグリーン6カテゴリーを提案するほか、アニュアルとワクロス・ハイブリッドのブースも設ける。環境保護の取り組みの紹介や資料映像を通じて、エシカルに対する同社の考えも発信する。

出品数は素材約350点、製品約50点。完全アポイント制。8月7日まで。

2020年6月30日(火) 繊維ニュース3面

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